スペシャルインタビュー OrangeLife VOL4

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一昨年シーズン途中に甲府から期限付き移籍し、いきなり8得点とインパクトを与えたFWジョジマール。甲府をJ1に押し上げた陰の立役者であるDFアライール。そんな救世主2人が、「愛媛」を熱く語ってくれた。(なお、カタカナ部分は本人が日本語で話しています。)

vol4_ジョジ2――では、よろしくお願いします。
アライール「(ICレコーダーに向かって)ハイ、コンニチハ!」
――今日は撮影でいろんなところに行きましたが、いつも普段から2人で行動しているのですか?
アライール「そうですね。ジョジマールの奥さん(アマンダさん)と3人で食事とかに行くことが多いですね」
――では、ジョジマールがアライールを誘っていくような感じ?
ジョジマール「ソウソウ」
――やはり行くのはシェラスコ(ブラジルの牛肉料理)を出す店とかになるんですか?
ジョジマール「マツヤマハ、シェラスコナイカラ、ヤキニクイクネ」
アライール「3人とも肉料理は好きなので、よく肉は食べに行きますよ」

いつかは愛媛に戻ってきたいと思っていた

――では、最初はジョジマール選手からうかがいます。一昨年は甲府から愛媛に期限付き移籍した後、昨年は甲府に戻っていたわけですが、そのころも愛媛への思いは強かった?
ジョジマール「甲府にいたときも愛媛のことはいつも気にしていましたし、いつかは愛媛に戻ってきたい思いは持っていました。だから愛媛に戻ってきたことがとても嬉しいです」
――そういえば昨年はこっそり「元・広報ブログにも書き込みをしていましたよね?
ジョジマール「そう。ホントニオレカイタ」
vol4_ジョジ――実際に愛媛に戻ってきて、ここまでどんな印象を抱いていますか?
ジョジマール「一昨年、愛媛に来たときから町もチームもファンも大好きになっていましたから、愛媛に帰ってきても同じような居心地のよさを感じています。だからこそ、自分がゴールをあげることでみんなに喜んでもらいたいですね」
――第3節、FC岐阜戦でのゴールは自分でもすごく喜んでいましたよね?
ジョジマール「やはり、愛媛に戻ってきて最初のゴールでしたから。とても嬉しかったですね」
――ところで自分にとって理想のゴールというのはあるのですか?
ジョジマール「ロングシュートでのゴールも、ゴール前のシュートによるゴールでも決まれば嬉しいですし、理想のゴールにこだわりはないのですが・・・。でもみなさんによく言われる一昨年の仙台戦(35mの距離からロングシュートを決めた)のようなゴールは難しいですけど、決めたい気持ちはいつも持っていますよ」
――でも、今年はアライールを含めて後ろがしっかり守ってくれているので点を取ることに集中できているのでは?
ジョジマール「確かに守備はよくなったと思いますが、みんなで守ってみんなで攻める意識が大事。チームのために闘うためにFWが守備もやらなければならないことは愛媛で学んだことですね」
――では、サポーターに向けてのメッセージを
ジョジマール「みなさんに喜んで頂けるためにも、ゴールを入れるために頑張りますので応援よろしくお願いします!」
――最後に、ジョジマールにとって「アライール」とは?
ジョジマール「DFとしても、同じブラジル人としても心強い人ですね」

vol4_アラ1対1では絶対に負けたくない

――続いてアライール選手にうかがいます。2月の鹿児島キャンプから練習生として参加していたアライール選手ですが、愛媛を知ったきっかけは?
アライール「ブラジルでマネージメントをしている方がジョジマールのマネージメントもしていた関係もあり、『愛媛がDFを探している』という話を聞いて日本に渡りました」
――以前は清水や甲府でのJリーグプレー経験を持つアライール選手ですが、「いつかはまた日本でプレーしたい」という気持ちは持っていたのですか?
アライール「そうですね。去年あたりから日本に帰りたい気持ちは持っていました」
――実際に愛媛でプレーしてみての印象は?
アライール「最初に感じたのは『(2002年に)甲府に来たときと同じ雰囲気だな』ということ。スタイルも大木武監督(現:日本代表コーチ)のようなシンプルなサッカーなので、当時と同じような気持ちでプレーができていますね」
――そういえば、ジョジマールも大木監督の下でプレーしていますよね?
ジョジマール「シッテル。2006ネン、2007ネントイッショニヤリマシタ。レンシュウナガイ。ボールマワシダイスキ(笑)」
アライール「デモソレハイイコト。ダカラ、ニホンダイヒョウノコーチデキテイル」
――DFということでプレーの中ではやはり「0に抑えたい」気持ちが強いですか?
アライール「そうでうね。まずは相手にゴールを許さないことが大事。チーエトームとしても守備が堅くなくてはいけないですから。周りとのコンビネーションも問題なくできていますし、後ろが守れていればゴールは取れると思います」
――では、自分のアピールポイントはどこだと思いますか?
アライール「守っているときの『気持ち』ですね。1対1では絶対に負けたくないし、厳しくチェックするのが僕のスタイルですね」
――試合を見ていると、まるでイタリア人のようなハードマークをしますが、目標としている選手はいるんですか?
アライール「いや、特にはいないですね」
――じゃあ、ジョジマールが目標にしている選手は?
ジョジマール「エトー(FCバルセロナ所属)ですね。今飼っている犬にも「エトー」って付けています。顔もエトーに似ているんですけど(笑)」(元広報ブログ・エトーについての記事
――さきほど、「2002年の甲府に似ている」という話もありましたが、自分の中では愛媛をどういったチームにしていきたいと思っていますか?
アライール「今年は試合も長いですから、連敗をしないで上位と離れないことをまずは心がけていきたいですね」
ジョジマール「僕はチームが勝てるようにしていきたいですね。一生懸命、うまくやっても勝たないとファンも悲しんでしまいますから」
アライール「僕もスタジアムにまだ足を運んでいない方にアピールするためにもうまくなくてもいいから、どんな形でも勝つという結果にはこだわりたいです」
――ブラジルだと勝敗に対するプレシャーは凄いですからね。
アライール「ブラジルではチームメイト同士でも、試合後vol4_アラ2に喧嘩するんですよ。『失点の場面でお前がサボっていた』とかで。でも、それをやったらみんながまとまらないから喧嘩するんです。アト、ブラジルハサポーターガアブナイネ(笑)。ホームデ6シアイカテナカッタラモノトンデクル(笑)」
――だからこそ、勝ってサポーターと喜びたい思いは強いですよね?
アライール「そうですね。誰も甲府がJ1に上がれるなんて思っていなかったと思いますが、甲府も2003年からだんだんよくなって、2005年にはJ1に昇格できましたから。でも、あのころの甲府は勝てない中でも勝ちたい気持ちがみんな強かったですし、どんな強い相手に対しても『今日もがんばろう。今日も勝とう』という気持ちをみんなにも伝えていきたいですね。」
――では、サポーターに向けてのメッセージを
アライール「僕はチームをよくするためにがんばります。だから、みなさんもチームを応援し続けてください」
――最後に、アライールにとって『ジョジマール』とは?
アライール「マジデ!(笑)彼にはサッカー選手として活躍してもらいたい。人間的にもすごくいい人だし、頭の回転も速いから力を出せると思いますよ。もちろん、僕のセイカツノブブンでも力になっていますよ」
――どうもありがとうございました。
アライール「(ICレコーダーに向かって)ドウモアリガトウ!」

取材日 4月21日モミの木朝生田店(松山市朝生田町3-1-7)にて インタビュー聞き手 寺下友徳

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